■会社の行事の司会
●会社行事の司会と進行、注意点
会社の行事とは、以外にその数も多くあるものです。
会社で行なわれる行事は、大きく次の4つに分類できます。
1.新年会、忘年会のように季節ごとに決まっておこなわれる 「年中行事」
2.歓迎会や送別会のような「一般行事」
3.創立記念式典などのような「特別行事」
4.取引先や顧客を接待、招待しておこなわれる「交際・接待行事」
の、4種です。会社の行事は、なんらかの部分で上記の4種のどれかに
分類できるわけです。
また、参会者の視点で考えると
1.会社の役員と従業員だけで行なわれる行事
2.来賓を招いて行なわれる行事
3.招待客を対象に会社が催す行事
の、3種類で考えることもできます。
●会社行事の司会進行の注意点
会社には、それぞれ歴史の長短があれど会社のイメージカラーというものが存在します。
非常に堅実なイメージ、柔軟性があるイメージ、泥臭いけれど粘り強いイメージ
常に、最新の技術を市場に投入するイメージなど、様々ですが、会社は
そのイメージを、重要視し、大切にしています。
来賓や招待客を招いて催される行事の場合、司会進行役は、そのことに注意をはらい
企業イメージにそぐわない演出を避ける必要があります。
堅苦しく思うかも知れませんが、会社としてのしきたりや格式というものは
大事です。会社の行事とは、ある意味、そのイメージを世間に知らせるもの
でもあるからです。
来賓を招いて行なわれる行事や招待客を対象に会社が催す行事などの
司会や進行をまかされたときは、
1.過去の内容はどのようなプログラムだったのか。
2.来賓や招待客の席順はどうだったのか。
3.招待状の文面はどのような内容だったのか。
などの項目をチェックして、例年よりあまり大きくはずれないように
注意して進行を構成する必要があります。